酒之灘屋

2011/3/31

　先日、中央市場の卸売業者が今月末で廃業すると聞いた。私とことの取引は35年以上だった。　3年ほど前に止めたのは、宇治川商店街の「明石の昼網」の魚を専門に扱っていた魚屋さんだった。そことは40年以上の取引があった。時々買っていた中央市場の「高級魚」を扱っていた別の業者もその頃に止めたし、そのちょっと前には、負債が多過ぎて夜逃げをした業者（仕事以外でも仲良く付き合っていた）もいた。　　三宮から家まで歩いていると、焼き肉屋の多さが目立つ。魚離れが続いているのだろう。若い人だけでなく、年配の人たちも魚よりも肉・鳥？　かな？　　時々魚が好きな、それも！　若いお客さんが来てくれるとエラク嬉しくなる。テレビで魚の帽子を被ったタレントが出てくるとテレビを凝視している。鯛のアラ炊きを注文し、上手に骨だけにして「これやったら猫も跨ぐやろ」というお客さんは神様だ。　　魚は旨いねんけどなぁ・・・！　魚は身体にもええねんけどなぁ・・・。

— posted by sakenonadaya at 03:19 pm

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